4.CLASS
AUGGIE10周年のスタートを彩ってくれたkearny熊谷富士喜氏、
Riprap西野裕人氏は、とっても人間味のあるお二人だ。
AUGGIEやFILMVAKで開催されるイベントに来てくれる皆なら
それをわかってくれているだろう。
アイテムの内容はもちろん、ブランドとも繋がる話からすべらない話まで
多くのネタを持っている。
そんな魅力ある両氏に、ハマってしまう人も多い。
こんなことを書いている僕もその一人だ。
AUGGIEは人と人が繋がって、服を着てもらうことを大事にしている。
デザイナー自身が表に出てくださって、
ブランドのリアルを語ってくれることはとっても貴重な機会だ。
中身を知れば知るほどブランドの事が好きになっていくし、
ブランドに妙な親近感が湧くのは、僕の勘違いだろうか?
こうした経緯から、10周年の別注アイテムのスタートは
皆もよく知っているお二人にお願いしたのです。
さてAUGGIEは、みなさんご存知の通り、
多くのブランドを取り扱いさせていただいています。
前途の通り、全貌というか、ブランドの中身から、
アイテムそのものまで全てを知ることで、更なる魅力が出てくる。
反対に、謎めいたブランド、正体が全くわからない
ブランドもオーギーには存在する。
謎に満ち溢れているものになぜだか惹かれてしまう。
ミステリアス。
摩訶不思議な言葉に惹かれてしまうのも日本人特有の気質なのかな。
謎のベールに包まれる、正体不明なブランド。
よく来てくれているみんなにとっては、不思議とあのブランドだろうな。
って思う人もいるだろう。
僕らも、間違いなくそのブランドだと言える。
CLASS。
そう、このブランドには唯一無二の謎がある。
歴史、アートetc...カルチャーを元にした、服への表現方法。
CLASSにしか表現できないデザインがある。
デザイナー堀切道之氏。
僕自身、幾度もお話させていただいたことがあるが、
なぜこのようなデザインが出来るのか?今だにその謎が解けていない。
それなのに、僕も、CLASSを着てくれる数少ないコアなファンも、
毎シーズン買ってしまう魅力がCLASSにはある。
なぜこんなにも着たいと思うのだろう?
なぜ好きなブランドなのだろう?
10周年の企画が決まってずっと考えた。
建築的な構築によるデザイン?使用するファブリックの真新しさ?
縫製をもデザインにしてしまう自由な発想?
全てCLASSの良さであるけど、そういうことじゃない気がする。
僕が今までいろんな洋服を経験した中で、CLASSがデザインする
見たこともないシルエット、デザイン、縫製が素晴らしいのは当たり前の話で、
ストーリーを唯一無二のモノに具現化する
堀切さんの感覚=センスが、ただただ好きなんだなと改めて感じている。
CLASSを好きな人たちは、
堀切氏のセンスに惹かれて買ってしまうのだと思う。
堀切さんと別注させていただけるなんて、とても光栄だ。
AUGGIEの10周年企画第4弾、CLASS。
僕がCLASSで初めて購入したkarachi。
野暮な商品説明はいらない名品。
「ピンクムーン」
ピンク色の花が咲く時期。4月の満月は、幸せを呼ぶ月と呼ばれている。
そう言えば、曽我部さんの運営するレコードショップもピンクムーンだっけ。
妙にグレーの色とペールトーンのピンク色がマッチするウルトラスエード。
AUGGIEらしい色でご用意させていただきました。
ずっとCLASSが好きな人、これから好きになってくれる人、
堀切さんに制作していただいた特別なアイテムで自分の感覚を上げていって欲しい。
謎のベールに包まれる、正体不明なブランドCLASS。
僕らは結局、人で成り立つブランドが好きなだけみたいだ。
4月の満月、明日4月27日(火)発売開始です。
よろしくお願いします。