〜の顔。
〜を代表する存在として、影響を及ぼすことの意があります。
昨日食べた鍋。お鍋の顔は、白菜。
朝聴いていた山下達郎のラジオ。山下達郎の楽曲の顔は、クリスマス・イブ。
異論は店頭で受け付けますが、物事にはそれを象徴する顔があります。
例えばブランドの顔。
ブランドによって象徴のアイテムってありますよね?
N.HOOLYWOODなら霜降りのパーカー。
STABILIZER GNZならデニムパンツとデニムジャケット。
ブランドを表す上で必要不可欠な物が、顔だと言えます。
そして、Riprapの顔。
皆さんにとって、リップラップを象徴するアイテムってなんですか?
スタンダードとも言えるアイテムを、パターン・素材・色に拘り、
他とは違った味わいを毎シーズン提案し、
カテゴリー別で核となるアイテムがRiprapにはあります。
その中でも、一人の職人さんが裁断から縫製まで行い、
丁寧に仕立てられている、非常に綺麗なトラディショナルジャケット。
AUGGIEは、ジャケットがRiprapの顔であると考えています。
シンボルであるトラディショナルジャケットは、
ハンドクラフテッドスーツとシーズンナンバーの2型があります。
ビジネスシーン、ドレスシーンに対応するスーツと
ドレスシーンでも対応できる綺麗なシルエットを表現しながら、
カジュアルなシーンにも着用してもらえるシーズンジャケット。
少しだけボクシーなシルエットに仕立ており、スーツとパターンを少しだけ変えています。
カジュアルはもちろんのこと、幅広いシーンでご愛用いただいている
シーズンジャケットを、今シーズンより一新しました。
更に幅広いシーンで、よりクラシックな装いを高めたジャケットをご用意しました。
身幅の余裕のあるバランス感はそのままに
着丈を長く、袖丈をやや短く設定したことで、
やや緩やかなシルエットにプラスしてシャープな印象を与えました。
更に、アームホールと肩幅を広く取り、ラペルの幅もダブルジャケットの様に
広くとったことで、クラシックなジャケットの雰囲気を今まで以上に
感じさせる仕上がりとなりました。
寄ってご覧いただくと、シルエットの変化こそ着用してみないと分かりませんが、
ラペルがやや幅広くなったこと、非常に丁寧に仕立てた縫製技術をご覧いただけます。
特に今回は、目を見張るほどの縫製技術の高さをより一層感じる、
コットンアーミーサージのとっても分厚い生地を採用しました。
肉感があり、超高密度に織られていて、リップラップのジャケットを手掛ける
職人さんだからこそ縫製できるほどの厚い生地です。
実際に触ると生地のしっかりしたボリュームを感じることができ、
生地そのものをクシャッとしてみるとバリバリにも硬く、
簡単に生地が崩れていかないことを体験できます。
生地がしっかりしていることで、パターンの整ったジャケットの
シルエットが崩れにくい。
通常のトラディショナルジャケットでは、使用しない生地にも関わらず、
非常に相性の良い1着に仕上がりました。
着用してみると、肩周りに若干の余裕があるシルエットが見て取れます。
前シーズン(クリックすると過去ブログに飛びます。)のジャケットと比べてみても、
アームのシルエットが明らかに変わって感じ取れます。
個人的にも、着た印象の馴染みがより自然な印象を感じました。
着丈が長い事で、カジュアル、ドレスシーンで着用できる事が楽しくなりそうです。
ということで、今日は2パターンスタイリングしてみました。
非常に縦に美しいスリムシルエットのグレンチェックスラックスと。
着丈の長さと相性がよく、パリッとした風合いの生地も加えて
洗練されたスタイルをより感じさせます。
すっきりした印象のフォルムだけど、実際はとても楽な着心地です。
カジュアルにファティーグパンツとの相性も◎。
インナーもサーマルでとことんカジュアルに合わせたジャケットスタイル。
サイズも先ほどのSサイズからMサイズにサイズ変更して着用しています。
パターンを一新したジャケットは、170cm以上のお客様SorM、
ある程度ガッチリされたお客様でもMサイズで着用いただけます。
今回はミリタリーパンツで組み合わせて、サイズアップ。
コットンアーミーサージの生地を活かし、ブルゾン感覚でお楽しみください。
実は、ある縛りをつけてコーディネートしました。
1枚目のアーミーTのオリーブ。
2枚目のグレンチェックスラックスのオリーブ配色。
2枚目のファティーグパンツのオリーブ。
スタイルの中にオリーブを組み込んだのは、今回制作されたジャケットに、
超特濃のオリーブを深く染めたカラーリングを採用しているからです。
陰で見ると、黒にも感じるほどの深みのある
オリーブブラウンの様な色味に感じますが、
日当たりの良い場所でご覧いただくと、日焼けして色褪せたかの様な、
"サンバーン"というカラーリングをはっきりと見てもらえます。
この不思議で男らしい色は、リップラップのオリジナルカラーとして、
多くのサンバーンウェアを作製し、今やブランドの顔とも言えるカラーリングに。
ブランドの顔であるジャケットに
ブランドならではの硬い生地、
ブランドカラーで仕上げたジャケットは、
パターンも一新して新たな顔になるアイテムになりました。
是非、袖を通してみてください。
そして、今シーズンのコットンアーミーサージの感触を肌で確かめてください。
この先入荷予定の、スラックス、ハンティングジャケットにもご期待を。
この生地を当店では猛プッシュしてご提案します。
重ね重ね、ご期待くださいませ。
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