世界の流れが大きく変わった2020年。
ブログでもオーギーで起こった出来事を2020AWスタートから書きました。
5月、東京へ展示会を見に行くことができず、リモートで行われたこと。
ブランドのデザイナーとお会いすることができず、その場で
直接話を聞いて、アイテムを見て触って体感する臨場感を味わえず、
今までと異なる経験をしたこと。
10月、日本全体を行き来していい状況になったこと。
僕らが今までと異なる状況下であっても、
信頼できるブランドがあるので、ブランドの顔となるアイテム、
個性のあるアイテムをご提案し続けることができました。
そして、11月。
ようやく、2020年の春夏に制限されてしまったイベントが、
開催できる運びとなりました。
当店ではお馴染みのリップラップ、エキシビション。
我々もマスクの着用、手洗い、アルコール消毒の徹底に務め、
店内でご覧いただくお客様の人数も余裕を保ってご案内させていただき、
全てが今まで通りとはいきませんが、現在の基準に沿って
開催させていただきます。
幸いなことに、僕らが熱意を持って提案したい衣服、
リップラップの丁寧な技術と、様々な個性を持つ衣服の作製は
全く変わっていません。
どうか、そんなに構えることなく、この時代だからこそのやり方で、
今シーズン2020AWのアイテムと定番のハンドクラフテッドスーツ、
来シーズンに向けて2021SSのサンプルアイテムをご覧いただきたいと思います。
まだ秋冬になってからオーギーに来てない。って方もいると思います。
僕らがあの方来てないなーって思うこともあったり。
なかなか来づらい状況でもあるので、折角なら、実際にデザイナーから話を聞いて
僕らの想いも伝え、見て触って着るコトができる、臨場感、ムード、
全てを味わえる現場へ足を運んでもらえると嬉しいです。
その前に、今日は先日入荷した2020AWのアイテムをご紹介して、
今週末を心待ちにしてもらいたいと思います。
100% NZ MERINO PARAMOUNT WOOL PILE
COMFORTABLE CREW & PANTS
極上のふわふわを体験できる、リップラップ初のニットアイテム。
もっちりした表地、ふっくらした中身、そして
とっても快適な着心地のフワフワパイルの裏地は、
全てニュージーランドメリノウールを使用しています。
通常のウールニットよりも、軽さを持ち合わせたアイテムは、
いざ着用してみるとフワフワのパイルに包まれ、とっても暖かく、
生地、風合いともに贅沢な1着になりました。
INSIDE TROUSERS RRKN1003 |
ヴィンテージスウェットに見られる両Vガゼットを肩の位置へ移植し、
スウェットのようなニットという、ユニークなデザインが
リップラップらしい、クルーネックニットと、
リップラップの定番であるノータックスラックスのアウトラインを引用し、
ドローコードのリブパンツに仕上げた、シルエットが美しい快適パンツ。
通常のディテールを少し目線を変えて仕上げることで、個性あるデザインに。
実際にご覧いただき、極上のふわふわを体験してもらい、
包まれるような着心地を肌で感じることで、
写真だけでは伝える事のできない魅力を味わえるものになっています。
ブログではこれだけいい物の良さを伝えきれる限界ってあると思うんです。
文面と写真はずっと残っているので、あんな事書いてたなぁとか、
あのスタイリング写真よかったなぁとか、商品紹介プラス
何か想ってもらえたら嬉しいなと思いながら書いています。
今回のメリノウールパイルの組み合わせは、特にシンプルで、
実際に手に取ってもらいたいアイテムなので、
全て着用した写真、ちょっとしたスタイリングをご覧いただき、
ブログでのご提案をさせていただきます。
まずは僕の中でも休日のマストアイテムになりそうな上下をそのままに。
休日はユルっとしたカットソーがだらしなく見えてる姿もカッコ良くて、
品の良さを感じる事のできる生地は、そのままどこかへ出かけてみようと
思わせるアイテムになっていると思います。
ボタンダウンシャツを組み合わせ、イージーなパンツを品よく見せ、
トップスは肩掛けして、また着てみたり。
再度着ることで、着丈の長いヘムラインシャツが
ラフに見えるのもたまにはいいなぁ。と考えてみたり。
保温性を備えたメリノウールのニットを、マフラーみたいに巻いても、
チクチクすることもありませんので、様々な形で着まわしてもらいたいです。
それぐらいカジュアルに扱ってもらえることで、経年劣化で現れた
毛玉や少しほつれた部分が、より魅力のある
ニットアイテムになっていくはずです。
SUPER-TOUGH HUNTING JKT
SUPER HARD COTTON ARMY SERGE
今シーズン、オーギーがご提案する中で絶対に見逃せない、
とっても硬い、屈強なコットンアーミーサージファブリック。
相性の良さをそのままに感じることができる、ワークウェアさながらの
ハンティングジャケットが作製されました。
アウトラインは、リップラップの軸となっている、チョアコート。
ポケットは、フレンチワークウェアのディテールを採用していることで、
USミリタリーを連想させる生地、アメリカとフランスのワークウェアを
組み合わせた、こちらも個性のあるデザインを持った1着です。
HUNTING JKT RRJ1002 |
この生地の良さをお伝えし続けてきました。
店頭で、バリバリの硬さを触ってもらい、
長い年月をかけて着用し、生地の馴染み、柔らかさを感じることで、
これがリップラップだと、唯一無二の経年変化を、
買った時からいつまでも体験してもらえます。
最後は、コットンアーミーサージの上下で組み合わせ。
ラフなスタイリングから、一気にドレスな雰囲気も匂わせ、
生地特有のやや鈍いツヤも、今は上品に見えます。
着用を繰り返すことで、ツヤがなくなり、ドライな生地となり、
ワークウェアのような、無骨な風合いとなっているはずです。
デザイナーが頂上級の感触と表する、ニュージーランドメリノウールパイル、
オーギーが今シーズン最も提案するコットンアーミーサージ。
この生地2つを、兎にも角にも触って欲しい。
今シーズンのアイテムを手に取っていただいて、
リップラップのスタンダードである、ハンドクラフテッドスーツをご覧いただき、
2021SSアイテムをいち早くご予約できる展示会の臨場感、ムードを
今週末、皆様に味わっていただきたいと思います。
皆様のご来場、心よりお待ちしております。
ミッドランドアパート2F
TEL:099-226-5450